iPadの充電が遅く感じる場合、充電器だけでなく、複数の原因が関係していることがあります。接続不良や低出力のアダプタ、バッテリーの劣化、気温の影響など、見落としやすい要因も多く存在します。
使用中のアプリや設定が影響していることもあるため、正しい知識と対処法を身につけておくと安心です。本記事では、iPadの充電が遅くなる主な原因と、充電速度を改善する具体的な方法を分かりやすく解説します。自分でできる対策から修理を依頼すべき状況までを幅広く紹介しています。ぜひ参考にしてください。
目次
iPadの充電が進まないと感じる場合、いくつかの原因が考えられます。代表的な5つの原因を順に見ていきましょう。
充電速度が極端に遅いときは、充電器や周辺機器の不具合が関係していることが多くあります。iPadはスマートフォンよりもバッテリー容量が大きいため、充電器の性能が低いと十分な電力を供給できません。
特に非純正のアダプタやケーブルを使用している場合は、出力不足や相性の問題が影響している可能性があります。まずは充電器に関する基本的なトラブルを確認しましょう。
意外に多いのが、コネクタがきちんと接続されていないことによる充電不良です。iPad本体とケーブル、ケーブルとアダプタ、アダプタとコンセントの接続が緩んでいると通電が不安定になり、充電が進まなくなります。
目に見える異常がなくても、軽く触れただけで抜けてしまうような状態は要注意です。一度すべての接続部分を確認し、しっかり差し込まれているかを確かめましょう。
出力が5Wや10Wなどの低出力アダプタを使っていると、iPadの充電に時間がかかることがあります。iPadは大容量バッテリーを搭載しており、充電には高出力のアダプタが必要です。
例えば、Apple純正の20W USB-Cアダプタを使用すると、5Wのアダプタに比べて充電速度が大幅に向上することがあります。出力の記載が分からない場合は、アダプタ本体の表示を確認しましょう。
外見に異常がなくても、ケーブル内部で断線している場合、充電が不安定になることがあります。特に根元部分が折れ曲がっているなど、長期間使用しているケーブルは劣化している可能性があります。
予備のケーブルがあれば交換して様子を見るのも良いでしょう。また、Apple純正ケーブルやMFi認証付きの製品を選ぶことで、より安定した充電が期待できます。
パソコンのUSBポートから充電している場合、iPadに必要な電力を十分に供給できないことがあります。特にノートパソコンや古いデスクトップPCのUSBポートは、スマートフォン向けの出力を想定しているため、iPadのようなタブレットには不向きです。
急いで充電する場合は、ACアダプタを使ってコンセントから直接給電しましょう。
何度ケーブルを差し直しても反応が鈍い場合、iPad本体の充電ポートに不具合がある可能性があります。ポート内部にホコリや異物が詰まっていたり、端子が摩耗していると通電が妨げられることがあります。
エアダスターで軽く清掃して改善する場合もありますが、症状がひどい場合はApple正規店で点検を受けることをおすすめします。
iPadは精密機器のため、0℃から35℃の範囲内での使用が推奨されています。この範囲を超えると、充電効率が著しく低下することがあります。
たとえば、真夏の車内や直射日光が当たる場所に放置されたiPadは本体温度が上がりすぎ、充電機能に制限がかかることがあります。逆に、冬の寒い室内ではバッテリーの反応が鈍くなり、充電に時間がかかることもあります。
充電する際は、冷暖房の効いた室内や日陰など、温度が安定した場所を選ぶことが大切です。
画面に表示されていなくても、バックグラウンドで動作するアプリが電力を消費している場合があります。SNSの更新、音楽再生、クラウド同期などが該当します。
そのため、充電中にも電力が消費され、バッテリー残量がなかなか増えないことがあります。「設定」→「バッテリー」からアプリごとの使用状況を確認し、不要なアプリは終了させましょう。
iPadを操作しながら充電すると、バッテリーの充電速度が低下することがあります。特に動画視聴やゲームなど、負荷の高い操作を行うと電力消費が増加し、充電の進みが遅くなることがあります。
充電を優先する場合は、なるべく操作を控え、スリープ状態にしておくと効率的です。
リチウムイオンバッテリーは使用を重ねるごとに劣化し、充電時間が長くなったり、満充電でも電池の減りが早くなったりすることがあります。
iPadにはiPhoneのようなバッテリー最大容量の確認機能が搭載されていないモデルもあり、劣化に気づきにくいのが特徴です。「充電に時間がかかる」「使用時間が短くなった」と感じた場合は、Apple正規店やサービスプロバイダで診断を受けることを検討しましょう。
関連記事>>>iPadの充電の減りが早い原因は?充電速度を改善する方法も解説
iPadの充電に時間がかかる場合、いくつかの対策を行えば改善が期待できます。以下の方法を試してみてください。
iPadの充電には、Apple純正のアダプタとケーブルを使用するのが最も安全で確実です。非純正品は見た目が似ていても内部仕様が異なり、安定した電力供給ができない場合があります。
使用中のアダプタとケーブルが純正品またはMFi認証製品であるかを確認し、必要に応じて交換を検討しましょう。
パソコンのUSBポートからの充電は便利ですが、出力が低くiPadの充電には不向きです。充電速度を優先する場合は、アダプタを使用して家庭用コンセントから直接給電するのが基本です。
コンセントからの充電は電力供給が安定しているため、充電時間の短縮につながります。
iPadを使用していないつもりでも、バックグラウンドで複数のアプリが起動していると電力が消費され続けます。SNSや動画アプリ、クラウド同期アプリなどは特に注意が必要です。
充電中は、すべてのアプリを終了するか、必要に応じて機内モードを利用して電力消費を抑えましょう。
iPadのバッテリーは高温・低温に弱く、極端な温度下では充電効率が低下します。Appleは16℃から22℃の範囲を推奨しており、この範囲内での充電が理想的です。
室内の安定した場所で充電することを心がけましょう。
上記の対策を試しても改善しない場合は、バッテリーの劣化が原因かもしれません。iPadのバッテリーは消耗品で、一定の充電サイクルを経ると性能が低下します。
「フル充電までに時間がかかる」「電池の減りが早い」といった症状がある場合は、Apple正規店やサービスプロバイダに相談して診断を受けましょう。
充電器の見直しや温度管理、アプリの管理を行っても改善しない場合、iPad内部の故障の可能性があります。そのまま使用を続けると電源が入らなくなるリスクがあるため、早めの対処が必要です。
Apple Storeでは、持ち込みや配送による修理を受け付けています。純正パーツによる修理や正確な診断が可能で、AppleCare+加入者は保証の範囲内で無償対応を受けられる場合もあります。
来店には事前予約が必要なため、公式サイトから手続きを行いましょう。
Apple Storeが近くにない場合は、ビックカメラ、カメラのキタムラ、クイックガレージなどの正規サービスプロバイダを利用できます。純正パーツを用いた修理が可能です。
ただし、店舗によってはiPadの修理を取り扱っていないこともあるため、事前に確認しておくと安心です。
街中の非公式修理業者でも、iPadの修理や診断を受け付けています。即日対応が可能なケースもありますが、純正パーツが使われていない場合や保証の対象外になる可能性がある点には注意が必要です。
料金や対応内容を事前に確認し、信頼できる店舗を選びましょう。
iPadのバッテリーは使い方次第で寿命が大きく変わります。以下のポイントに注意すると、バッテリーを長持ちさせやすくなります。
バッテリーに過度な負担をかけないことが長持ちの秘訣です。満充電後も充電を続けたり、0%まで使い切ったりすることは避けましょう。
一般的には20%から80%の間で充電を行うとバッテリーへの負荷が軽減されます。
OSのアップデートには、バッテリー管理機能の改善が含まれることがあります。古いOSのまま使用していると、バッテリーが余計に消耗することがあるため、定期的なアップデートが推奨されます。
Wi-Fi接続時に、バッテリー残量が十分ある状態で更新を行いましょう。
高温・低温の環境だけでなく、湿度にも注意が必要です。高温下ではバッテリーの劣化が進みやすく、寒冷地ではバッテリーの反応が鈍くなります。
また、湿度が高い場所では水分による故障リスクが高まるため、室内の安定した環境での使用・保管を心がけましょう。
iPadの充電が遅い場合、充電器の不具合、バッテリーの劣化、環境要因など複数の要因が考えられます。まずは純正の充電器を使い、温度やアプリの使用状況を見直してみましょう。
それでも改善しない場合は、修理やバッテリー交換を検討するのが得策です。適切な対処で、快適にiPadを使い続けましょう。
iPhone修理ならスマホファクトリーにご相談ください。
iPhone修理店舗一覧